乗り継ぎに関する規則

ここでは、単一契約による旅行と別々の航空券での旅行の乗り継ぎについてご案内いたします。

最終目的地への旅行が2つまたは3つの連続したフライトセグメントで構成されている場合、予約を分割してフライトセグメントごとに別々の航空券を購入すれば、より低い運賃になる可能性があります。しかしながら、別々の航空券でのご旅行は不便であり、また最初のフライトが遅延または取り消された場合は追加費用がかかることにご注意ください。

例を挙げると、オスロで航空機を乗り継いでトロムソからスタヴァンゲルまで行く旅行をSASで予約した場合、SASとの単一契約に基づく旅行であるため、SASはスタヴァンゲルまでの全旅程について責任を負います。これは、お客様がご搭乗予定のオスロまでのフライトが遅延し、その結果オスロからスタヴァンゲルまでの乗り継ぎ便に間に合わなくなった場合に、お客様には一定の権利があることを示唆しています。

こうした場合、SASはスタヴァンゲル行きの利用可能な最も早い便をお客様に再予約します。たとえば、悪天候のためにSASの運航ができなかったなど、SASが遅延を回避できなかった状況であっても(遅延を回避するために合理的に必要とされる可能性のあるあらゆる措置を講じたとしても)、SASはお客様が待機する必要がある時間に基づいて、お食事を提供し、ホテルの宿泊手配をおこないます。

上記と同じ例を挙げると、お客様がトロムソからスタヴァンゲルまでの旅行をSASで予約されたものの、トロムソからオスロと、その後のオスロからスタヴァンゲルまで、フライトセグメントごとに航空券を購入した場合、お客様の旅行の航空券代は、単一契約と比べて安くなる場合があります。

しかし、単一契約による旅行の場合、フライトの変更が生じたときに、上記と同じ権利が与えられないことにご注意ください。SASが遅延を回避するために合理的に必要な可能性があるあらゆる措置を講じた場合、お客様には別のフライトの再予約を手配される権利がありません。

同様に、乗り継ぎ便の出発に間に合わなかった場合に、食事とホテルの宿泊手配を受ける同様の権利はありません。したがって、手荷物のピックアップと再検査のための十分な時間、新たなチェックインと安全確認手続きのための時間を含め、すべてがその後の旅行の制限時刻に間に合うように、お客様の側で予定到着時刻と予定出発時刻の間で十分な余裕を持たせることが大変重要になります。